〈直江津全力取材〉ありえないノボリ展 宝くじののぼり旗展示 フロアにずらり鮮やか

 上越市西本町1の安国寺通り特設会場(空き店舗)で11、12の両日開かれた「アトリエ・ドレメ復活展」後の企画として、現在、同所で「ありえないノボリ展」が行われている。平日のみで会場は無人のため、入り口からガラス越しの観賞だが、前面に並ぶ宝くじ販売ののぼり旗が目を引く。

宝くじ販売ののぼり旗が広げられた展示会場

 のぼり旗はざっと十数枚。提供したのは同所所有で隣の小林たばこ店を営む前西部商工振興会会長の小林哲郎さん(83)。「復活展」を企画したメンバーらが次なる会場利用を思案している際に、小林さんが「こういう物がある」とポツリ。早速、実行に移された。

 同店は昭和40年代から数年前まで、宝くじを店頭販売。この間、100万円や200万円の高額当選が出たこともあったという。のぼり旗は年末ジャンボやドリームジャンボの大型くじのものばかり。会場では地元商店街などの〝お宝のぼり旗〟を求める告知も見られる。

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