【ANAオープン】石川遼が20代最後のラウンド 首位と3打差の13位スタート 

石川遼

国内男子プロゴルフツアー「ANAオープン」初日(16日、北海道・札幌GC輪厚C=パー72)、ジェイブ・クルーガー(35=南アフリカ)が65の7アンダーで単独首位に立ち、石川遼(29=CASIO)は4バーディー、ボギーなしの4アンダーで13位スタートとなった。

大会2日目となる17日に節目となる30歳の誕生日を迎える。今大会前には「自分が思っていたよりも30歳って大人じゃないんだなっていうこと。完全にゴルフにハマってしまっている。ただのゴルフバカですね」と話していたが、15歳でツアー史上最年少初優勝、18歳で最年少賞金王獲得とゴルフ界の歴史を築いてきたのは間違いない。

2週前の「フジサンケイクラシック」では惜しくも優勝を逃すも、2位をキープ。好調を維持する石川は初日、パターを練習ラウンドでも使用したツーボールパターに変更。ボギーなしは〝新兵器〟の成果ともいえそう。首位と3打差で30代初優優勝への期待も高まっている。

石川は20代最後のプレーを振り返り「恵まれた環境で経験を積めた。いい代だった。でも、まだ何も成し遂げていない」と先を見据えた。

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