横浜のニシキヘビ元飼い主に罰金30万円 無許可で飼育設備変更

横浜区検

 横浜市戸塚区のアパートで5月、人に危害を加える恐れがある特定動物のアミメニシキヘビが飼育設備からいなくなった騒動で、横浜簡裁は16日までに、無許可で飼育設備を変更したとして動物愛護法違反罪で略式起訴された元飼い主の男性会社員(25)=同市港南区=に、罰金30万円の略式命令を出した。9日付。

 横浜区検が7日に、市に無許可で設備をスライド錠が付いたガラス製から、簡易式の鍵が付いた木製に変更したとして略式起訴していた。

 ヘビは5月6日に設備からいなくなったのが確認され、神奈川県警などが捜索。同22日にアパートの屋根裏で発見、捕獲された。

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