台風14号接近前に備え 被災地の住民「怖いですよ」・広島

台風14号の接近を前に先月の大雨で被災した地域などでは準備に追われています。

台風14号は九州の西にあり、この後も東寄りに進むでしょう。

県内には17日遅くから18日未明にかけて最も接近する見込みで雨や風が強まり大荒れの天気になる見込みです。

広島市西区田方では先月の記録的な大雨で住宅に土砂が流れ込み被害を受けた住民が玄関にたてかけた扉を固定するなど作業を行っています。

(住民)

「(台風は)怖いですよもうええわもうこれ以上ひどくなるとせっかくここまできたのにまた水が流れ込んだり風で飛ばされたりしたら困る」

交通機関にも影響が出ています。

JRは午後以降山陽新幹線の広島ー博多間で運転をとりやめるほか在来線でも運転とりやめや行き先の変更などの可能性があるということです。

湯崎知事も警戒を呼びかけています。

(湯崎英彦知事)

「(7、8月の大雨で)土石流や土砂崩れが発生した地域河川の氾濫があった地域砂防ダムや治山ダムに

土砂がたまっている地域では災害のリスクがさらに高まっていますのでいつも以上に早めの避難行動をとっていただくようにお願いします」

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