【カーリング】混合ダブルス日本代表決定戦が18日に開幕 各ペアが決意表明 

左から谷田康真、松村千秋、松村雄太、吉田夕梨花、竹田直将、竹田智子(C)JCA-IDE

カーリングの混合ダブルス日本代表決定戦(18日開幕、北海道・稚内市みどりスポーツパーク)を前に、吉田夕梨花(28=ロコ・ソラーレ)、松村雄太(31=コンサドーレ)組、松村千秋(28=中部電力)、谷田康真(27=コンサドーレ)組、竹田智子(44)、竹田直将(42=ともに名寄カーリング協会)組が17日、公式会見を行った。

今大会で優勝すれば、北京五輪切符をかけた世界最終予選(12月、オランダ)への出場が決まる大一番。日本選手権覇者・吉田、松村雄組の吉田は「トライアル(代表決定戦)ならではの雰囲気、ミックスダブルスならではの雰囲気、そしてチーム(ロコ・ソラーレが勝利した女子日本代表決定戦)の方でもたくさんの方に見ていただけたと思うので、ミックスダブルスでもたくさんの人にカーリングって面白いんだっていうことを伝えていきたい」と意気込んだ。

松村千、谷田組の松村千は「トライアルに参加できる喜びを感じながらプレーしたい。五輪に向かうチャンスが4人制ではなくなったので、ダブルスで出られるように、白熱した試合を見ていただけるように頑張りたい」と力強く決意。竹田智、竹田直組の竹田直も「私たちのチームはこの機会が来るのを14年間待った。14年間狙い続けた獲物が少なくとも視界に入る状況なので感慨深い。頑張りたい」と闘志を燃やす。

今大会は予選を突破した上位2チームが予選の結果を踏まえた上で、先に3勝を挙げた方が優勝するという変則的なレギュレーションとなっている。

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