【ANAオープン】石川遼 通算9アンダーの10位で逆転Vへ 大槻が通算15アンダーで首位

石川遼(東スポWeb)

国内男子ゴルフの「ANAオープン」3日目(18日、北海道・札幌GC輪厚C=パー72)、24位から出た石川遼(30=CASIO)は5バーディー、1ボギーの68で回り、首位と5打差の通算9アンダーで10位に浮上した。

17日に30歳の誕生日を迎えた石川は5番パー5、7番パー4で難しいパットを入れてスコアを伸ばすと、後半の11番パー3もバーディーを奪取。14番パー4でボギーとするも、16番パー3、17番パー5で連続バーディー奪って3日目を終えた。

今大会を主催しているANAと契約するホストプロの石川はラウンド後に「全体的に長いパットを打っている感じがする。その中でこれだけ伸ばせたのはラッキーだったと思います」とコメント。最終日に向け「もっとチャンスをつくっていけるように」と、2015年以来となる今大会の優勝へ意欲を語っていた。

首位と2打差11位からスタートした大槻智春(31=真清創設)が8バーディー、ボギーなしの64をマークし、通算15アンダーで単独首位に浮上した。

2019年5月以来の2勝目に向けて「これまで一つずつ経験が積めた中での今の位置だと思う。すごく楽しみ」と意気込んだ。矢野東(44=ラキール)が2打差の2位につけている。

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