中日は打線が散発4安打、今季ワーストの13三振と振るわず0―1で敗れ、大野雄を見殺しにした。
18日の阪神戦(甲子園)に先発した大野雄は、7回6安打1失点と好投を披露。ところが、打線が相手先発・高橋の前に7回2安打で10三振を奪われるなど、手も足も出せなかった。8回以降も岩崎、スアレスとつながれて最後まで沈黙した。
与田監督は阪神・高橋の投球について「素晴らしかったと思う。低めに微妙に動くボールの制球が良かった。本当にいいピッチングをされた。それでも何とか打ち崩さないといけないが、簡単ではなかった」と脱帽。
パウエル打撃コーチは「両チームの投手とも、お互いにいい球を投げていたが、高橋投手はツーシーム、直球が低めにコントロールされていてチャンスをつくれなかった」と悔しがっていた。