中日が今季7度目の完封負け 与田監督「先制されても逆転できる打線に」

力投した小笠原だが打線が見殺しに…

中日が22日の阪神戦(バンテリン)に0―2で敗れ、今季7度目の完封負け。タイガース3タテに失敗した。

秋山―岩崎―スアレスの阪神投手リレーの前にわずか4安打。「秋山投手がすごくよかった。自分たちのリズムで攻撃してチャンスを作ることもできなかった。今日の試合はどうしても勝ちたかった」とパウエル打撃コーチも脱帽で、8回2失点と好投した先発・小笠原を見殺しにしてしまった。

「(小笠原は)ホームランと四球絡みの失点はもったいなかったけど全体的によく投げた。追いかける展開になると重圧?それをひっくり返さないと。常に先制していけるわけじゃないんでね。そういうことばかり考えたら先発投手も思い切って攻められない。1,2点先制されても逆転できるくらいの打線にはしていきたいと思います」という与田監督だが、今季同一カード3連勝はまだ1度もない。残りはあと48試合。クライマックスシリーズ進出のためには大型連勝が必要だが、ここから波に乗ることはできるか――。

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