長友佑都 “ノーダメージ”で国内復帰! 愛妻家、Jの顔としてCMオファー殺到も

DF長友佑都

大フィーバーが巻き起こる――。J1のFC東京に加入した日本代表DF長友佑都(35)が、18日の横浜FC戦で4144日ぶりにJリーグに出場。圧巻のパフォーマンスで4―0の勝利に貢献し、存在感を示した。そんな長友に広告業界が熱視線。夫婦での共演などテレビCMオファーが殺到するとみられており、新たな「Jリーグの顔」になりそうだ。

50番を背負って先発した長友は、攻守両面で好パフォーマンスを披露。試合中には的確な指示を出し、チームをけん引した。久しぶりの圧勝劇に長谷川健太監督も「佑都君の存在じゃないですか。彼のプレーというより、気持ちの部分で引っ張ってくれた。彼の存在意義、大きさを実感した」と絶賛した。

11年に及ぶ欧州リーグ生活からJのピッチに戻ってきた長友も「11年ぶりにJリーグで、FC東京で、赤青のユニホームを着てプレーするのは本当にうれしかった」。試合中に声を出し続けていたことには「少し自信がなさそうで熱量が足りないと思ったので、みんなを鼓舞した」と話し「ヒーローは僕じゃないけど、FC東京はもっと強くなると確信を持った」とさらなる活躍を誓った。

そんな長友について、アスリートを抱えるマネジメント事務所関係者は「Jリーグに復帰して欧州組ではなくなったけど、最近は国内にいたほうが露出が多いという見方もあるから、CMの話も来るでしょう。前向きな良いイメージがあるので、起用したい企業もあるだろうし、奥さん(タレント・平愛梨)と一緒にというところもある」と分析した。

さらには「長友選手が東京に住んでいることも大きなメリットになる。やはり地方だと移動の面とか制約があるから…」。多くの企業が集結する首都で活動を再開することもオファーが殺到しそうな理由だという。

こうしたCM効果もあって、今後は長友が「Jリーグの顔」になりそうだ。「Jリーグがつくるポスターなどで(J1神戸の元スペイン代表アンドレス・)イニエスタとかカズさん(三浦知良=横浜FC)がメインになっていたけど、これからは長友になるかも。長友は発信力もあるし、世界にも知られている存在だから」(Jクラブ関係者)

欧州からJリーグへの復帰は〝都落ち〟としてマイナスのイメージを持たれがちだが、長友の場合は不安なし。ピッチ内外でさらなる存在感を発揮しそうだ。

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