【ローズS】桜&樫5着馬アールドヴィーヴルは3着 松山騎手「勝負どころで反応しきれなかった」

1番人気だったアールドヴィーヴル

秋華賞トライアルのGⅡローズステークス(19日=中京競馬場、芝2000メートル)は、福永祐一騎手鞍上のアンドヴァラナウト(池添学厩舎)が、中団外から直線抜け出して、重賞初挑戦初Vを決めた。

桜花賞、オークスともに5着と春のクラシックで善戦していたアールドヴィーヴル(今野厩舎)は、じっくり脚をため、末脚勝負に出るいつものスタイル。直線では馬混みの中からジワリジワリと伸びてきたが、前にいたアンドヴァラナウト、エイシンヒテンの2頭はかわせずに、1番人気3着に終わった。

松山騎手は「勝ち馬の後ろのいい位置でレースはできましたが、勝負どころで反応しきれませんでした。それを思えばよくここまで詰めてくれたと思います」と話した。

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