こんにちは。キャンプ系YouTuberのFUKUです。ドンキホーテで庭キャンプ最強グッズと思われる、煙の出ないカセットガス式のコンパクトグリルを発見しました。ニチネンの「遠赤無煙グリルUFO-S」を実際に使ってご紹介します!
ドンキホーテにて未確認飛行物体を発見
名古屋郊外のメガ ドンキホーテで庭キャンプフェアをやっていて、最強装備アイテムではないかというものを発見したので、迷わず購入してきました。
ででん!
固形燃料で有名なニチネンの「遠赤無縁グリルUFO-S」です!!!
一見するとカセットコンロのようですが、熱源が上に付いています。
[ 画像が省略されました ]
深夜の通販番組でこういうのを見たことがありますよ。
家庭用のコンセントを繋げるものでしたが、価格がかなり高かった気がしますね。
煙が出ない「遠赤無縁グリルUFO-S」とは?!
今回のこのニチネンの「遠赤無縁グリルUFO-S」は、割とお手頃な価格で電気ではなくカセットコンロなので、家だけではなく庭で使うこともできます。
そして何といっても無煙ということで、家キャン庭キャンがしたいけどご近所への煙が心配だという方でも安心して使うことができます。
主に遠赤外線効果と輻射熱で焼くので、直火が当たらなくて油が燃えて煙が出るということがほとんどないんだと思います。
遠赤無縁グリルUFO-S 商品スペック詳細
- 本体サイズ :幅278×奥行192×高さ200mm
- 重 量 :約2kg
- 原産国 :中国
- 最大発熱量 :0.8kw 700kcal/h
- 連続燃焼時間:約120分/マイボンベS使用時、約240/マイボンベL使用時
ソロ向きサイズです
焼き面のプレートのサイズは直径16cm弱と結構小さいので、ソロ向きだと思います。
そしてガス缶の指定がありました。
株式会社ニチネンの「マイボンベ」を使用してくださいとのことです。
[ 画像が省略されました ]
ぶっちゃけどのガス缶でも使えると思いますが、あとで純正の「マイボンベ」を探しておこうと思います。
価格は、4,378円(税込)でした。
(筆者購入時は限定特価で、ドンキ共通ではありませんのでご注意ください)
▼ニチネンの「遠赤無煙グリルUFO-S」はこちらから
※ドン・キホーテと比べ、ネットでの購入は価格に差がある場合があります。
ご購入の際はご注意ください。
「遠赤無煙グリルUFO-S」の注意事項
使用するに当たっていくつか注意事項が書いてありました。
- 専用グリルプレート以外の鉄板の使用禁止
- 空焚き禁止
- 遠赤外線の熱での炭の火起こし禁止
- 2台以上並べての使用禁止
- ストーブ・ファンヒーターなどの近くで使用禁止
- IHクッキングヒーターの上での使用禁止
- 網焼き調理器やセラミック製調理器、省エネごとくや省エネリングの使用禁止
各部の名称と構造が書かれた説明書も入っていました。
先ほどあったような注意事項もたくさん書かれていました。
やはり熱を出して調理する器具ですので、こういったものは一通り目を通しておいてください。
「遠赤無煙グリルUFO-S」の外観とガス周りを詳しくチェック
それでは「遠赤無煙グリルUFO-S」を詳しく見ていきましょう。
外観は?
[ 画像が省略されました ]
うわー。見るからに面白いアイテム。
筆者、こういう変わったものが大好きなんですよね。
こちらのグリルプレートは取り外しできました。
下は水入れになっていて、ここに余分な脂が落ちてくれるので熱で燃えて煙が出ることがないという仕組みのようです。
カセットコンロ型ですが、下には何もないというちょっと変な感じですね。
グリルプレートは脂が落ちる形状にはなっていますが、フッ素コーティングのようなものがされていてくっ付きにくくなっています。
[ 画像が省略されました ]
何といっても気になるのが、この上にあるUFO部分。
これが怪しく光ると思うんですよね。いや、面白いな。
ここからガスが出て、火が全体に伝わって赤くなるようです。
ガスボンベは?
こちらがガス缶を入れるお部屋です。
一見するとミニサイズのガス缶しか入らないように見えますが、この部分が伸びるので長い缶でも入れることができます。
収納時はスライドすることで、コンパクトになります。
[ 画像が省略されました ]
コンパクトなのはいいですが上のUFO部分はどうにもできないので、持ち運ぶには少しかさばります。
やはり家キャン、庭キャングッズかな。
でもこのくらいの値段で売っていると面白そうだから買ってみたくなっちゃいますね。
火をつけるとどんな感じなのか、これから付けていきたいと思います。
火を付けてみる
まずはガス缶を取り付けていきます。
自宅に「マイボンベ」ありました。
こちらはガス缶を差し込むだけのタイプでした。
それでは火をつけてみます。
[ 画像が省略されました ]
いいですか、つけますよ。着火!!!
おおー。ちょっと暗くした方が見えるな。
電気を消してもう一度つけてみましょう。
[ 画像が省略されました ]
もう一度いきますよ。着火!!!
おおー。怪しい。これはまさしく四角いUFOや。
赤くなったりしないんだ。青いんだ。
[ 画像が省略されました ]
どれくらい熱いか試してくれって?まじかー。
どう考えても熱いでしょう。肉が焼けるんだよ。
いや、熱い熱い熱い!!!
ダメです。火の下は灼熱地獄です。
指を入れてはいけません。
[ 画像が省略されました ]
なるほど、これで食材が焼けるのか。
いやー、これめちゃくちゃ面白いじゃないですか。
本来「煙」というのは脂が燃えて発生し直火が当たるとどうしてもより煙が出やすくなりますが、この「遠赤無煙グリルUFO-S」は上から焼くのでその脂が下の水入れに落ち、遠赤外線と輻射熱が当たるので煙が出にくいんでしょうね。
ただ、熱し過ぎれば焦げるでしょうし、煙も最終的には出るでしょう。
また、脂身の多い肉だと脂跳ねもするかもしれません。
でもそれはホットプレートでも行っても同じことなので、焼けた後もずっと熱し続ければ最終的には焦げるので、普通に焼く分には煙がほぼ出ないのではないでしょうか。
[ 画像が省略されました ]
さっきから火がだんだん赤くなってきているんですよ。
これもう遠赤外線じゃないですか。全体が熱いです。
冬の暖房にもなるような暖かさですが、基本的には食材を焼くアイテムです。
一旦火を止めました。
少し焦げ臭い匂い(しばらく使わなかった電気ストーブをつけた時にする匂い)がしますが、おそらくこのプレートの匂いだと思います。
しばらく火をつけておくと匂いはしなくなりました。細かい埃などが焦げたのかもしれません。
「遠赤無煙グリルUFO-S」を実際に使ってみる
それでは実際に使ってみたいと思います。
準備をします
受け皿に水を入れました。
グリルプレートも洗ってそのままセットします。
それでは火をつけていきます。着火!
今回は肉とししゃもを焼いてみたいと思います。
【肉】お肉を焼きます
油を敷いていませんが、フッ素加工がされているようですのでおそらく大丈夫でしょう。
まずお肉から焼いていきます。
[ 画像が省略されました ]
あー、ジューって音がしないんだ。
なんか変な感じです。
なんかすごく静かな焼肉で不思議な感覚なんですけど、本当にこれでいいんでしょうか。
[ 画像が省略されました ]
燃焼中はUFO部分は熱くてとても触れませんが、付け根の柱部分は少し温かいくらいです。
ガス缶の部分は、ある程度、輻射熱が来ていますが、全然問題なさそうです。
そんなことを言っている間に肉の色が変わってきました。
[ 画像が省略されました ]
いやー、ドキドキしますね。
今のところ煙らしきものは全く出ていません。
キッチンでやっていますが換気扇も付けていません。
しかしいつもの焼肉のジューという音とその音を聞きながらわーっと湧き上がってくるときめきのようなものも一切ありません。(笑)
静かに焼肉が進行している感じです。
お肉の表面が少しフツフツしてきました。上から焼けてきているようです。
一度ひっくり返してみます。
お肉は全然くっつきませんでした。
やはり加工がされたグリルプレートになっています。
[ 画像が省略されました ]
食材自体から湯気のようなものは少し出ていますが煙というものはほぼ出ていません。
脂はねもそんなにしておらず、何とも静かな焼肉です。
しかし、お肉はちゃんと焼けてきています。
お肉が焼けました!
遠赤外線で焼いたお肉は美味しいのでしょうか。
いただきます!
[ 画像が省略されました ]
お肉はきちんと焼けています!
煙が全く出ないので、家の中でやるには確かにいいなこりゃ。
味は・・。
うーん。これはね、ホットプレートで焼いたお肉の味ですね。炭を使っていないので当たり前ですが。
ただ、ホットプレートよりも脂が落ちているので、さっぱりした味になっています。
[ 画像が省略されました ]
美味しいかって言われると不味くはないです。
ただ、どう考えても七輪で炭を使って焼いた方が美味しいなこりゃ。
ガスだとしても「アミ焼大将」のような直火が出るものだと本当に火で炙っているので所々焦げて香ばしさというものが生まれますが、この「遠赤無煙グリルUFO-S」はそのような香ばしさはあまりないです。
ホットプレートで焼いた脂が程よく落とされたお肉という感じで普通に美味しいですが、炭火には勝てないよね。
【魚】ししゃもを焼きます
ししゃもを焼いたらどうなんでしょうか。
やってみましょう。
まあしかし飲み物は必要ですね。
いただきます。
ししゃもが焼けてきました。
しばらくつけていると輻射熱も上がってくるのか熱量が高くなってきているように思います。
[ 画像が省略されました ]
家キャングッズとしては、なかなか良くできているんじゃないでしょうか。
キッチンの換気扇を回さずに使っていますが、そんなに臭いません。
確かに食材が焼けた匂いはしますが、煙というものが発生していないのでそんなにきつくないです。
普通に夕飯を作って換気扇から出る匂いの方がよっぽど臭うのではないでしょうか。
ししゃもをひっくり返します。
だんだんししゃもが美味しそうに焼けてきました。
よし、醤油を塗ってみます。
ひっくり返して裏にも醤油を塗りました。
[ 画像が省略されました ]
ここまで醤油を塗って焼くとちょっと香ばしい匂いがしてきます。
でも換気扇をつけないともふもふになるというような煙は、これでも確かに出ていません。
こんな感じでししゃもが焼けました。
[ 画像が省略されました ]
うわー、美味そう。
いただきます!!!
[ 画像が省略されました ]
うんっま!!!
これはやばいですね。
うーん、まじで美味い。
[ 画像が省略されました ]
お肉もいいですが、ししゃもが美味しかったですね。
お餅なんかを焼いてもいいんじゃないでしょうか。
焼き鳥でねぎまなんかをタレや塩をつけながら焼いたら美味しいのではないかと思います。
脂の落ち具合はいかに
トングで網を持ち上げてみると、下の受け皿には脂がたくさん落ちていました。
このような仕組みで無煙ロースターとなっているようです。
[ 画像が省略されました ]
確かに煙も出ないし電気の要らないので、家キャン・庭キャンに適した面白アイテムだと思います。
「遠赤無煙グリルUFO-S」のメリット・デメリットをまとめます
▼メリット
- 遠赤外線・輻射熱効果で煙がほとんど出ない
- 脂が程よく落ちてヘルシー
- カセットコンロで電気がいらない
- グリルプレートがフッ素加工で焦げ付きにくい
- 小さめでソロ向き
- 家キャン・庭キャングッズに最適
▼デメリット
- 持ち運びには多少かさばる
- 焦げにくい分、香ばしさが少ない
- 肉は炭で焼いたものと比べると美味しさは劣る
「遠赤無煙グリルUFO-S」は家キャン・庭キャン最強アイテムだった!
今回はニチレンの「遠赤無煙グリル UFO-S」をご紹介しました。
何とも変わった名前と見た目をしておりますが、実際にはお肉も魚もしっかり焼けるし、確かに煙もほとんど出ませんでした。
これだけのミニサイズで、お一人様かご夫婦ぐらいで楽しむための家キャングッズとしては、なかなかいいのではないでしょうか。
小さなテーブルに置いて食材を焼いていると話も弾みそうです。
[ 画像が省略されました ]
皆様のキャンプ道具選びの何かの参考になれば幸いです。これからキャンプに行かれる方はお気をつけて行ってらっしゃい!
こちらの記事で紹介した内容は、動画でより詳しく見ることができます!ぜひチェックしてみてください!
▼YouTube動画はこちらから
▼ニチレンの「遠赤無煙グリルUFO-S」はこちらから
※ドン・キホーテと比べ、ネットでの購入は価格に差がある場合があります。
ご購入の際はご注意ください。