ブレーブス・ロサリオ 4打席合計5球でサイクルヒット

【ブレーブス3-0ジャイアンツ】@オラクル・パーク

4連敗中のブレーブスは両軍無得点で迎えた7回表にアダム・デュバルの36号2ランとエディ・ロサリオの12号ソロで3点を先制。3投手のリレーでジャイアンツ打線をわずか4安打に抑え、3対0の完封勝利で連敗をストップした。ブレーブス先発のマックス・フリードは7回3安打無失点で今季12勝目(7敗)、3番手ウィル・スミスは今季33セーブ目を記録。ジャイアンツ先発アンソニー・ディスクラファーニは7回途中6安打2失点で今季7敗目(12勝)を喫した。

ブレーブスが連敗を止めた一戦でロサリオが今季メジャー4人目、ブレーブスではフレディ・フリーマンに次いで今季2人目となるサイクル安打を達成した(ブレーブス以外の達成者はトレイ・ターナーとジェイク・クロネンワース)。「6番・レフト」でスタメン出場したロサリオは、2回表の第1打席でライトへの二塁打を放つと、5回表にライトへの三塁打、7回表にライトへの12号ソロ、9回表にセンターへのヒットを放ち、サイクル安打を達成。2球目を打った第1打席以外はすべて初球を打ち、4打席合計わずか5球で快挙を成し遂げた。

ナ・リーグ東部地区の首位を走りながらも4連敗で2位フィリーズに1ゲーム差まで迫られていたブレーブスだが、少なくともフィリーズとの1ゲーム差をキープできることが確定(フィリーズはナイターでメッツと対戦中)。4年連続の地区優勝に一歩前進した。一方、完封負けを喫したジャイアンツは連勝が2でストップ。ナ・リーグ西部地区2位のドジャースがレッズに勝利したため、ドジャースとのゲーム差は1に縮まっている。

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