エンゼルス大勝 大谷は無安打も球団初「40-20」達成

【パドレス2-10エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは完封負けを喫した前日と打って変わって打線がつながり、2回裏から6回裏まで5イニング連続得点。今季13度目の2ケタ得点を記録し、パドレスに10対2で大勝して連敗を3でストップした。ワイルドカード争いでレッズを追うパドレスは、レッズとのゲーム差を縮めるチャンスだったが、投打に精彩を欠いて大敗。レッズとの2ゲーム差は変わらず、背後からはカージナルスが1.5ゲーム差で迫っている。

2回裏にジャレッド・ウォルシュが24号ソロ、3回裏にジャック・メイフィールドが8号2ランを放って3点を先行したエンゼルスは、先発のホゼ・スアレスが4回表に2点を失って降板。しかし、4回裏にウォルシュのタイムリー二塁打などで2点、5回裏にジョー・アデルのタイムリー二塁打などで2点、6回裏にはフィル・ゴスリンとウォルシュのタイムリーで3点を追加し、2ケタ得点に到達した。5回裏に犠飛を放ったジャスティン・アップトンは通算1000打点を達成。ウォルシュは3打数3安打3打点の大活躍だった。

エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場したが、空振り三振、ショートフライ、四球、ピッチャーゴロ、空振り三振で4打数0安打1四球(打率.264、OPS.986)。しかし、5回裏の第3打席で四球を選んだあと、今季20個目の盗塁を決め、球団史上初となる「40-20」(シーズン40本塁打&20盗塁)を達成した。ア・リーグでは2011年のカーティス・グランダーソン(ヤンキース)以来10年ぶりの快挙。アメリカ国外出身選手では5人目(7度目)となった。

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