中日4併殺で完封献上 与田監督「なんとか攻略しないといけない。また作戦を練っていきます」

試合を振り返った中日・与田監督(東スポWeb)

中日は20日のDeNA戦(横浜)に投打とも歯車がかみ合わず、0―6で今季9度目の零封負け。5連勝の後、4連敗で5位に転落した。先発した小笠原は5回9安打6失点の乱調で今季8敗目を喫し、打線は相手先発ロメロを攻略できず完封勝利を献上した。

以下は与田剛監督(55)の主な一問一答。

――先発・小笠原は立ち上がりに桑原から先頭打者本塁打を被弾

与田監督 そうですね。もちろんいい打者であることには変わりはないが、何とかあの1点で切り抜けたかったんですけどね。

――投手(のロメロ)に痛いところで打たれ、前日と同じ形となった

与田監督 これはもう、セ・リーグの野球はそうですけれどね。相手投手に打たれるというのはガラッと流れを変えてしまうので、そういうことにならないようにしないといけない。

――打線は2試合続けて完投勝利を許し、4併殺打でつながらなかった

与田監督 そうですね。いい当たりが相手の好守に阻まれたりもあったが、やっぱりそこは何とか点が取れるようにしていかなければいけない、させなければいけないし。なんとかしていくしかない。

――5連勝していたころの好調な打線との違いは

与田監督 もちろん相手投手も違うし、そこはずっといい状態が続くというのは難しいが、戦略を練って、本人たちも向かっていく中で、打ち損じだとか、仕留めきれないところもあるが、結果的にこういう負け方をしているので、勝たせなければいけないとは思っている。

――京田は4試合ぶりに安打

与田監督 このところ2試合でちょっと打ち取られる形が少し悪い感じが出てきていたが、それが長引かなくてよかったなとは思う。

――ビシエドは安打は出ているが乗り切れていない

与田監督 これはビシエドだけではなく、どの球団もそうだが、疲労、体調、そういったものもあるだろうし、そこをなんとかうまく起用してあげなきゃいけない。

――今日の打線は150キロを超える直球やツーシームを捉えられなかったのが一番の要因か

与田監督 一言で捉えると言っても難しいと思うけど、150キロを超える球速で本当に微妙な変化を、それも今日は本当に低めにボールも集まっていたので簡単ではないが、なんとか攻略しないといけないので。また作戦を練っていきます。

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