【K―1】初の減量に苦戦? 京太郎がまさかの黒星「体を作ってこれなかった」

カリミアンの高さに苦しめられた京太郎(東スポWeb)

立ち技格闘技「K―1 WORLD GP 2021 JAPAN」(20日、横浜アリーナ)で、K―1に復帰2戦目の京太郎(35)が、クルーザー級王者のシナ・カリミアン(33=イラン)にまさかの判定負けを喫した。

1、2Rと京太郎は相手のパンチをよけつつ、ふくらはぎを蹴るカーフキックでグラつかせるなど有利に運んだ。しかし最終3Rにまさかの苦戦だ。相手のパンチのラッシュでグラつかされ、バックブローも鼻先をかすめて〝あわや〟の場面を作られるなど防御に徹することに…。終了直前にはノーガードで挑発される屈辱も味わい、判定0―1で延長に突入した。

カリミアンの2メートルジャストの高さとリーチに苦戦を強いられ、延長でも有効打を放てず。後ろに下がらされる場面も多く判定1―2で敗れて「試合を覚えてないのが初めてなんで、悔しさというより、まあしょうがないかなと思います。強さを示していかないといけない立場なのに、体を作ってこれなかったふがいなさなので、人生こんなもんなのかなと思います。35歳でこういう試合してるのも良くないと思いました」と、反省の弁を口にした。

また、「減量のせいにはできない」としつつもスーパーヘビー級ではなくヘビー級契約だったために初めて減量を行い苦戦したことを告白。「今回100キロだったんで。100キロでやるので減量でどうするかという問題がある」と反省点を上げた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社