マリンパークの「思い出列車」運行中 京急、写真とエピソード展示

マリンパークギャラリー号の車内に掲示されたアシカやペンギンのポスターと思い出の写真

 今月末に閉館する京急油壺マリンパーク(神奈川県三浦市三崎町小網代)の懐かしい写真とエピソードを展示した京浜急行電鉄の「マリンパークギャラリー号」(600形車両)が走っている。10月31日まで。

 同施設が開館した1968年から運行していた「マリンパーク号」をリメークした2種類のヘッドマークを車両の前後に掲示。車内には、公募で寄せられた思い出の写真80点がエピソードとともに飾られている。

 「遠足、デート、家族でと大変お世話になりました」「三浦半島でさまざまな魚たちと出会い、その答え合わせがマリンパークでした」…。それぞれの思い出が深く刻まれている様子がうかがえる。人気者のコツメカワウソやイルカ、キタイワトビペンギンなども中づりのポスターで紹介している。

 運行情報は「KEIKYU WEB」で確認できる。マリンパークのインスタグラム(写真共有アプリ)「#油壺マリンパークlove」でも、画像の投稿を呼び掛けている。

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