JAえちご上越が運営する上越市大道福田の農産物直売所「あるるん畑」で、地場産シャインマスカットの出荷が始まっている。天候不順のため全体の出荷は例年より少なめだが品質はとても良く、店頭に並べたそばから売り切れるほどの人気となっている。
シャインマスカットは黄緑色をしたブドウで、大粒な実は食べ応えがあり、ぷりっとした食感が特徴。酸味が少なく糖度も高い。種がなく皮ごと食べられるため、子どもや高齢者など世代を問わず人気を集めている。
同店によると、現在は久保田農場など上越市内の数軒が出荷。温度管理された育苗ハウスで栽培することで、外気温に左右されることなく、糖度の高いブドウに仕上がるという。
特に収穫したては実が柔らかく、歯触りが良いのが特徴と亦野潤一店長は話す。「地場産は鮮度抜群。糖度も非常に高い。おいしさを味わってほしい」とアピールした。
地場産のシャインマスカットは10月末まで販売を予定している。