世界を魅了した“ティキタカ”の終焉…クーマン監督「あの頃の選手はもういない」

 バルセロナのロナルド・クーマン監督は、現時点でファンが期待するようなレベルに達してないと認めた。

バルセロナがカンプ・ノウで大苦戦…終了間際アラウホ弾で辛くもドロー

 マンデーナイトにラ・リーガ第5節グラナダ戦に臨んだバルサは、開始早々2分に失点を喫する苦しい展開に。敗北濃厚に見えた試合終了間際にロナルド・アラウホがヘディング弾を挙げ、1-1で辛うじて引き分けに持ち込んだ。世界中を魅了した“ティキタカ”は失われ、グラナダ戦ではパワープレーに徹したバルサ。試合後クーマン監督は、新たなプレースタイルの確立を示唆した。

「今のメンバーリストを見てほしい。私たちは出来る限りのことをした。ティキタカの頃の選手はもういない。自分たちのスタイルでプレーしなければならない。もう8年前のバルサじゃないんだ。そういうものだよ。今日の試合ではグラナダの守備の良さに脱帽した。彼らは多くの選手を後ろに下げて守っていた。同点には追い付いたが、勝ち点2を落としたのは残念だ」。

クーマン監督がティキタカの終焉を主張 Photo Eric Alonso

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