中日ドラ3・土田龍空がスタメン1試合で二軍落ち 仁村二軍監督「慢心させないように」

二軍落ちし、根尾(左)と一緒にノックを受ける土田

中日のドラフト3位ルーキー・土田龍空内野手(18)が21日に出場選手登録を抹消された。

3日にプロ初の一軍昇格を果たすと、9試合に出場し、5打数2安打で打率4割、2打点の好成績をマーク。9日の広島戦(マツダ)ではプロ2打席目にしてプロ初安打を記録し、中日の高卒ルーキーの1年目での初安打は昨年7月30日の岡林以来となった。

しかし、守備で不安定さを露呈するなどし、スタメン出場は12日のヤクルト戦(バンテリン)での1試合のみにとどまった。この日はナゴヤ球場の二軍練習に参加し、フリー打撃やノックなどで汗を流した。

仁村二軍監督は「打撃のいいところは全部出たのでは。守備はいいところも悪いところも出た。
150キロの真っすぐでも前へ飛ぶという話しはしていたが、その通りやってくれたので予想通り。あとはどれだけここから追い込めるか。慢心させないように。当然(下でも)ゲームには出てもらう」と話した。

土田の代わりに三ツ俣大樹内野手(29)が一軍再昇格。8月13日の巨人戦(東京ドーム)で負傷し、下肢のコンディション不良で翌14日に出場選手登録を抹消されていた。

今季は一軍で自己最多を更新する43試合に出場し、打率2割4分7厘で1本塁打、11打点の成績を残しており「チームの勝ちにつながるように頑張ります」と意気込んでいる。

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