県内地価調査 上越、糸魚川で下落拡大

 県は、国土利用計画法に基づき実施した令和3年度の地価調査結果(7月1日時点)を発表した。県内基準値530地点における全用途平均変動率はマイナス1・1%。26年連続の下落となったが、下落幅は前年より0・1ポイント縮小した。

 上越地域3市を見ると、全用途平均は上越市が前年同率のマイナス1・9%、糸魚川市がマイナス2・1%で前年より0・2ポイント拡大、妙高市が前年同率のマイナス2・6%だった。

 住宅地は、上越市が前年同率のマイナス1・8%、糸魚川市がマイナス2・0%で前年より0・1ポイント拡大、妙高市が2・5%で前年より0・1ポイント拡大した。

 商業地は、上越市がマイナス2・6%で前年より0・1ポイント縮小、糸魚川市が2・7%で前年より0・1ポイント拡大、妙高市がマイナス3・7%で前年より0・1ポイント縮小した。

 商業地の最高価格地点は、上越市が「本町5丁目115番『本町5―3―28』」の7万2600円(変動率マイナス3・6%)、糸魚川市が「大町1丁目239番29外『大町1―1―26』」の4万6800円(同マイナス2・7%)、妙高市が「栄町530番11外『栄町3―12』」の3万2300円(同マイナス3・3%)だった。

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