広島・床田 プロ5年目で初完封「最後、絶対試合を締めると思って」

女房役の会沢(右)にねぎらわれる広島・床田

プロ5年目で〝初〟を手にした。広島の床田寛樹投手(26)が21日の巨人戦(マツダ)に先発し、6安打完封で4勝目(3敗)を挙げた。2019年4月13日のDeNA戦以来2年ぶり2度目の完投で、完封は自身初だ。

同級生の鈴木誠也とお立ち台に上がった床田は「勝てて良かったです」と笑顔を見せた。志願して9回のマウンドへ向かった。「最後、絶対締めると思って初回のつもりで全力で投げました」と振り返った。

勝利の瞬間については「完投自体が2回目なんで、すごい鳥肌が立ちました」と喜びを語った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社