県は今年の地価調査の結果を公表しました。新型コロナの影響で住宅地・商業地ともに下落しています。
調査は7月1日時点で県内の421カ所を対象に行われました。商業地の最高は広島市中区本通で1㎡あたり309万円です。
36年連続となりましたが新型コロナの長期化でインバウンド効果が取り込めず収益性の期待感が減少しているとして今年は9年ぶりに下落しました。
住宅地の最高は中区白島中町で1㎡あたり41万9千円とこちらは4%上昇しましたが住宅地全体では将来への不安などから取引も様子見が多く2年連続で下落しています。
(県地価調査鑑定評価員仁王頭毅代表幹事)
「(今後)緊急事態宣言がずっと繰り返されるようだと、土地に対して需要の喚起というのはないのではないかと思っております」