長渕剛 12月に約2年ぶり有観客ツアー開催「ファンの為に自分の命を使い切らなきゃ」

久々に有観客ライブを行う長渕剛

歌手・長渕剛が、12月に約2年ぶりとなる有観客ライブツアー「Tsuyoshi Nagabuchi Acoustic Tour 2021 『REBORN』」を開催すると発表した。

世界を未曽有の事態に陥れた新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、精力的に立ち向かってきた長渕。昨年に発表した新曲「しゃくなげ色の空」では、自粛生活に疲れ、孤独と絶望を感じている人たちへ応援ソングを書き上げ、命懸けの戦いを続ける医療従事者へのエールを込めて国立国際医療研究センターの屋上から歌のプレゼントを贈った。

今年7月には、地上波の音楽番組のためだけに作り上げたバラード曲「アゲハチョウの子守唄」を発表。コロナ渦で傷ついた人々の心に寄り添う力強いメッセージは、SNS上で大きな反響を呼んだ。

そんな長渕が2年間の沈黙を破り、有観客ツアーの幕を開ける。ツアータイトルの「REBORN」は生まれ変わること、再生を意味する。12月3日のよこすか芸術劇場を皮切りに、12月29日のLINE CUBE SHIBUYAまで、5会場6公演を予定している。

長渕は「幾十年、僕の書いた歌をファンの皆さんが拳をあげて涙を流しながら絶叫してくれて一緒に連帯というものを築いてきました。そうやって自分が生かされてきたってことは、ファンの皆さんの為に自分の命を使い切らなきゃいけないと思ってるんです。使い切るという事はどんな形になろうと、皆さんと共に生き切るということ。そのことを自分自身、今強く思っています。それだけを見つめて、もう一度この疲弊した日本国の片隅で一緒に精神的な拳をあげよう! そんな思いで今回はステージに立とうと思っています!!」と力強いコメントを寄せている。

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