レッズが痛い敗戦 筒香は代打でタイムリー二塁打を放つ

【パイレーツ6-2レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズはパイレーツと同じ10安打を放ったものの、得点圏で12打数1安打(パイレーツは9打数4安打)と打線がつながらず、2対6で敗戦。逆転でのワイルドカード獲得を目指すなかで痛い1敗を喫した。パイレーツ先発のミッチ・ケラーは6回途中7安打2失点の力投で今季5勝目(11敗)をマーク。レッズ先発のタイラー・マーリーは5回途中6安打3失点で今季6敗目(12勝)を喫した。

2回裏にタッカー・バーンハートの併殺打の間に先制したレッズだったが、4回表にマーリーがベン・ギャメルに8号同点ソロを被弾。4回裏にTJ・フリードルの犠飛で勝ち越しに成功したものの、5回表に2本のタイムリーで逆転され、8回表にはダメ押しの3点を追加された。9月は下位チームとの対戦が大半を占め、ワイルドカード争いにおいて「スケジュール的に圧倒的有利」と言われていたレッズだが、9月はここまで7勝12敗。もし明日の試合に敗れれば9カード連続の負け越しとなる(すべて1勝2敗)。

ベンチスタートとなったパイレーツの筒香嘉智はリードを3点に広げた直後、8回表二死1塁の場面で投手の代打として登場。ライトへのタイムリー二塁打を放ち、ダメ押しの6点目を叩き出した。1打数1安打1打点で今季の打率は.228、OPSは.746に上昇。パイレーツ移籍後の成績は32試合で打率.314、8本塁打、22打点、出塁率.400、長打率.698、OPS1.098となった。

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