カブスがサヨナラ勝ち パイレーツ・筒香は代打で空三振

【パイレーツ5-6xカブス】(延長11回タイブレーク)@リグリー・フィールド

カブスは2点のリードを守れず、9回表に5対5の同点に追いつかれたが、11回裏に犠打と申告敬遠で一死1・3塁のチャンス。ここでイアン・ハップのポップフライを二塁ウィルマー・ディフォーが落球する間に三塁走者が生還し、サヨナラ勝ちを収めた。11回表を三者凡退に抑えたカブス7番手コディ・ホイヤーが今季6勝目(2敗)をマーク。パイレーツ6番手サム・ハワードには今季3敗目(2勝)が記録された。

ナ・リーグ中部地区の下位に低迷するチーム同士の対戦となった一戦は、1回表にコリン・モランの8号3ランでパイレーツが先制。パイレーツ先発のミッチ・ケラーは6回6安打8奪三振0失点の好投を見せた。しかし、カブスは7回裏にパイレーツ2番手チャド・クールを攻め、ラファエル・オルテガの9号3ランとハップの18号2ランで逆転に成功。9回表にマイケル・ペレスの2点タイムリーで同点に追いつかれたものの、最後はラッキーな形でサヨナラ勝ちとなった。

パイレーツの筒香嘉智は7回表一死走者なしの場面でケラーの代打として登場。カブス3番手スコット・エフロスと対戦したが、91.4マイルのシンカーにバットが空を切り、空振り三振に倒れた。パイレーツ移籍後、代打では打率10割、出塁率10割を継続していた筒香だが、「代打成功率100%」はついにストップ。パイレーツ移籍後の成績は打率.278、OPS1.158、今季の通算成績は打率.187、OPS.634となっている。

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