「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」Season4が決定。ナレーションは引き続き風間俊介

フジテレビでは10月29日から「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」(日時未定)のSeason4がスタートすることが分かった。

2018年から3シーズンにわたり放送された同番組は、エンターテインメントの世界に生きる人物に焦点を当て、1年にもおよぶ長期の密着を行う。華やかな表舞台のみならず、その陰にある知られざる素顔や内面なども余すところなく追い続け、徹底した取材でリアルな姿に迫る。ナレーションは前3シーズンに引き続き、風間俊介が務める。

彼らが見せるひたむきな努力や仲間たちとの支え合い、時に苦悩し葛藤する姿は、老若男女問わずあらゆる層の共感を呼び、これまでの放送時にはSNSで「#ROT」「#RideOnTime」がトレンド上位にランクイン。視聴者からは「一瞬たりとも目が離せない」「涙なしには見られない」「何回も繰り返し見たい番組」などのコメントが殺到した。

ステージの上では華やかなパフォーマンスと笑顔を見せ、ファンを魅了してきたアイドルたち。しかし、長引くコロナ禍により、エンターテインメントの在り方は大きな変化を求められた。自粛要請に応じ、舞台やコンサートなどのイベントは、中止や延期が相次ぎ、有観客の公演は会場ごとに動員上限を設け、声援は禁止に。観客に近づく演出は取りやめるなど、さまざまな制約の中での開催となった。今までの常識が全く通用しない、そんな苦境に直面している。

しかし、どんなに苦しい状況の中でも、「エンターテインメントの持つ力を信じて、その火を絶やさない」――そんな思いを胸に、コロナ禍に向き合いながら「今、自分たちにできることは何か」を模索し、観客が声を出さなくてもダンスや手拍子などで参加する演出を考え出すなどして、コロナ禍を逆手に取った新しい楽しみ方を提示する者がいたり、直接会えないファンのために、より身近に感じてもらえる方法としてSNSを駆使する者がいたりとさまざまだ。

全世界が未曾有の危機に立ち向かう今だからこそ、エンターテインメントが人々に与える希望の光を消さないために、一体何ができるのか? 番組では、試行錯誤しながらも決して諦めず、それぞれの答えにたどり着くエンターテイナーの姿を伝えていく。

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