【新型コロナ】神奈川県所管域で35人感染 心肺停止状態で自宅から搬送の女性死亡

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は22日、県所管域で新たに1人の死亡と、10歳未満~90代の男女35人の感染が確認されたと発表した。

 厚木市の80代女性は、10日に心肺停止状態で自宅から救急搬送され、陽性と判明。同日中に死亡し、検視の結果、死因は新型コロナに伴う肺炎とされた。家庭内感染とみられ、既往症はなかったという。

 新規感染者のうち、死亡した女性のほか、1人が中等症、33人が軽症または無症状。16人の感染経路が不明という。年代別の内訳は、30代が9人、40代7人、20代6人、70代4人、10歳未満3人、80代2人、10代・50代・60代・90代が各1人。

 クラスター(感染者集団)関連では、県小田原保健福祉事務所管内の工場で新たに従業員2人の陽性が判明し、感染者は計48人となった。県厚木保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設で新たに職員2人、入所者1人の陽性が判明し、感染者は計11人となった。

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