【自民党総裁選】4氏混戦 河野行革相、1回目の投票で「勝てるように」

町工場を視察する河野氏(中央)=22日午後、東京都大田区の佐藤熔工

 自民党総裁選に立候補している河野太郎行政改革担当相(衆院神奈川15区)は22日、東京都大田区の建築金物を製作する町工場を視察した。経営者から、デジタル化の取り組みや新型コロナウイルスの感染拡大による影響について説明を受けた。

 視察後、記者団の取材に応じた河野氏は「行政のデジタル化を進めることで大田区の製造業としか見えていなかったものが、1社1社の状況が把握できるようになる。デジタル化で支援が必要なところにプッシュ型で手を差し伸べることができるようにしたい」と強調。総裁選の情勢に関し、1回目の投票で過半数を獲得する候補が現れず、決選投票となる見方が強まっていることも問われたが、「1回目で勝てるように頑張りたい」と力を込めた。

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