FC東京・レアンドロがまた肘打ち退場! 被害者の名古屋・中谷は〝常習犯〟に厳罰求める

退場処分となったFC東京・レアンドロ(東スポWeb)

J1・FC東京のFWレアンドロ(28)の一発退場が波紋を広げそうだ。試合終盤に名古屋DF中谷進之介にプレッシャーをかけた際、遅れて顔面に肘打ちを食らわせ、1―1の後半36分に退場。試合はそのままドローに終わった。

レアンドロは昨年10月にも相手選手への肘打ちを犯して3試合の出場停止処分になるなど、選手の間では〝常習犯〟として知られる。それだけに長谷川建太監督は「ああいうレッドカードのところが水を差してしまう。やってはいけない行為だった。本人は『二度とやりません』と話をしていたが、2回目なので彼とも話をして、我々としても反省して次の試合に熱いゲームをするために準備していきたい」と厳しい表情で語った。

被害者である中谷はたまったものではない。たび重なる行為を踏まえてJリーグに厳罰を求めた。「今回はレフェリーがしっかり見てくれたが、去年から何度もやられているし、選手はわかっている。サッカーをしているので、やられた僕らからすると選手を守ってほしい。去年も3試合出場停止を食らって、それで(また)今年だから1試合出場停止では物足りない。(Jリーグは)しっかりやってほしい」と怒りをにじませた。

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