〈越後・謙信SAKEまつり〉限定酒奉納し安全祈願 催しに先立ちおはらい式 春日神社

 県酒造組合高田支部は22日、上越市春日の春日神社で、10月23、24の両日に開かれる「越後・謙信SAKEまつり2021」の安全と成功を祈願するおはらい式を行った。

 同日は高田支部内の蔵元メンバーと越後上越上杉おもてなし武将隊が出席した。神前には、三和区の丸山酒造場が仕込んだまつり限定酒「車懸(くるまがかり)」を奉納。出席者が玉串をささげた。

玉串をささげる丸山酒造場の丸山三左衛門社長

 今年で16回目となるSAKEまつりは例年、高田本町商店街を会場に日本酒の試飲や物販を行う、上越の秋の一大イベント。昨年は新型コロナウイルス感染症対策として、初めてオンラインで行われた。

 SAKEまつり実行委員会は現在、会場での物販と、オンラインを合わせた形での実施を検討中。竹田成典実行委員長(64、竹田酒造店)は「安心安全なイベントが開けるよう、現在関係各所と調整中。小規模でも試飲・物販という形を取りたい」と意欲を話した。

玉串をささげる竹田実行委員長

 実行委員会は同日、公式オンラインショップ(https://shop.kenshinsake.com)を開設。車懸の他、まつりに参加する20蔵元がお勧めする日本酒に、オリジナルおちょこが付いた「福袋セット」などが購入できる。

https://shop.kenshinsake.com

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