【テニス】大坂なおみ、コート外は充実も…次戦も出場せず年内欠場か

ファッションショーに登場した大坂なおみ(ロイター)

女子テニスの大坂なおみ(23=日清食品)が22日(日本時間23日)、男女共催のBNPパリバ・オープン(10月6~17日、米カリフォルニア州インディアンウェルズ)を欠場することが主催者から発表された。

大坂は連覇が懸かっていた4大大会「全米オープン」の3回戦敗退後に「少し休養したい。しばらくプレーしないかも」と長期欠場を示唆。その後は世界最大級のファッションイベント「メットガラ」に奇抜なヘアスタイルと衣装で初参加したり、恋人で米人気ラッパーのコーデー(24)とのツーショットを自身のインスタで公開したりするなどコート外で充実した様子が伝えられていた。

5月の全仏オープンではメンタルヘルスを理由に会見を拒否。長年〝うつ状態〟に苦しんでいたことも明かした。休養を取った後は東京五輪で聖火リレー最終ランナーを務めたが、3回戦敗退すると涙。ツアー復帰後も会見で涙を見せ、イライラしてラケットを投げつけ観客席にボールを打ち込むなどメンタルが不安視されている。

関係者からは長期休養を勧める声が多く、年内充電の公算が高い。

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