レアルに完敗のマジョルカ久保がヒザ負傷で途中交代 日本代表も大ピンチ

途中交代した久保建英(ロイター)

スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英(20)は22日(日本時間23日)、敵地のレアル・マドリード戦に5試合連続で先発したものの、ヒザの負傷で途中交代となった。同国メディア「Hola News」が伝えている。

久保にとって契約元となるRマドリードとの一戦。開始3分に失点するなど、0―2で迎えた前半25分、久保の縦パスを受けたホッペは、MF李康仁にボールを送ると、そのままドリブルを仕掛け、左足でゴールを決めた。久保を起点に追撃の準備を整えたが、直後の29分追加点を許し、後半も3失点と1―6で完敗した。

同メディアによると、ルイス・ガルシア監督は試合後に「良くないゲームをした。悪い形で試合に入り、チームはナーバスになっていた。こんな悪い試合をした後に、何も言うことはない」とコメント。ハーフタイムに交代した久保については「タケはヒザに問題を持っている。もともと彼を代えようと思っていたが、最終的にはタケから『ヒザに違和感がある』と言われた」と説明した。

ケガの程度などは不明だが、今後の戦いにも影響は必至だ。欠場が続くようならばようやくつかんだレギュラーの座を手放すことになる上、評価を高めている日本代表の選出も微妙なものとなる。もちろん、カタールW杯アジア最終予選に臨んでいる森保ジャパンにとっても大きな戦力ダウンとなろかねない。

ここまでスペインでさらなる成長を見せていただけに離脱となれば、大きな痛手となりそうだ。

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