中日・又吉 5年ぶり60試合登板&30H達成から一夜明け「違うフォームにモデルチェンジ」

中日・又吉

中日・又吉克樹投手(30)が22日に2016年以来となる60試合登板から一夜明けた23日、今の胸中を明かした。

前日22日の阪神戦(バンテリン)では2点リードした8回に登板し、一死一、二塁からマルテに左前打を浴びて連続無失点が16試合でストップこそしたが、後続を断って15年来の30ホールドを達成。ここまで防御率1・41と抜群の安定感を誇る。

その要因について「この3年ぐらい全然試合で投げられていなかったので、そう意味ではしっかり投げられる体をつくり上げられた」ときっぱり。

その上で「一番は投げる位置を変えたり、前までは最初の方の良いフォームに戻そうというのがあったが、そうではなく、全然違う新しいものを一つずつつくろうかなと。その結果、プレートの位置もそうだが、フォームも1年目とは全然違うのでモデルチェンジして良かった」と新フォームにしたことが奏功したようだ。

この日の試合前の時点で残り24試合。今後の抱負について「一番はけがなく1年間、やり続けることと、任された場所で丁寧に投球をしていきたい」と意気込んだ。

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