【J1】横浜Mがマスカット監督の笛疑惑を全面否定「反スポーツマンシップ行為は許さない」

マリノス君

J1横浜Mは23日、試合中に笛のような音を発したとされるケビン・マスカット監督(48)の疑惑について全面否定する声明を発表した。

18日に行われた対名古屋戦の試合中に審判のものではないホイッスルのような音が鳴り、両チームのプレーが停滞するなど影響が出ていた。クラブ公式ホームページによると、SNS上で音の発生源がマスカット監督だったという疑惑も出ていたが、2度に及ぶ事実確認の結果、本人は行っていないとの回答を得たという。

さらに試合の映像を取り寄せて確認、解析したものの「当該行為を確認する事はできませんでした。ベンチ周辺のチーム内スタッフに聞き取りを行いましたが、笛の発生源の目撃者を確認する事はできませんでした」とした。今後も「ベンチ及びその周辺の観察、確認」や「関係各所の協力を仰ぎ、本件の当該試合以外も含む事象検証、聞き取りの継続とJリーグへの報告」を実施していくという。

社長名義で出された声明の最後には「横浜F・マリノスは、反スポーツマンシップにつながる行為は許しません。私たちは、引き続きこの思いを持ち活動していきます」と不正撲滅を宣言し、締めくくられていた。

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