監督=今泉⼒哉 脚本=城定秀夫「猫は逃げた」公開日決定 山本奈衣瑠、毎熊克哉、手島実優、井之脇海出演

今泉⼒哉が監督し、城定秀夫が脚本を務める映画「猫は逃げた」が、2022年3月18日より劇場公開されることが決まった。また、山本奈衣瑠、毎熊克哉、手島実優、井之脇海らの出演が発表された。

「猫は逃げた」は、飼い猫の”カンタ”をどちらが引き取るかで揉める離婚直前の夫婦と、それぞれの恋⼈を描いた作品。1匹の猫と愚かで不器⽤な4⼈の男⼥によって、異⾊の恋愛狂騒劇が繰り広げられる。「街の上で」などの今泉⼒哉監督と「アルプススタンドのはしの⽅」などでも知られる城定秀夫監督が、互いの脚本を提供しあいR15+指定のラブストーリー制作する「L/R15(えるあーるじゅうご)」の1本。脚本今泉⼒哉、監督城定秀夫による「愛なのに」は、2022年2月25日に劇場公開される。

キャストも発表され、レディコミ漫画家の町田亜子役を山本奈衣瑠、亜子と離婚寸前の夫で週刊誌記者の広重役を毎熊克哉が演じる。また、広重の同僚で浮気相手でもある真実子役に手島実優、亜子と関係を持っている雑誌編集者の松山役に井之脇海が顔をそろえる。そのほか、伊藤俊介(オズワルド)や中村久美が出演。亜子が描く劇中漫画は、イラストレーターで漫画家の岡藤真依が手がける。

主要キャストのコメントは以下の通り。

【コメント】

■山本奈衣瑠(町田亜子役)
初めまして町田 亜子役の山本 奈衣瑠です。
誰かを好きになってこの先も一緒に居る事を選び同じ屋根の下で暮らす。でも、いつの間にか言葉が足りなくなったり戻れなくなったりして色んな色が混ざった空気が分離しながら充満する様になった部屋。その部屋で、その近所で…何が起きていくのか。目には見えないけど心では見えてしまったその空気の色達を是非劇場に見に来て下さい。分からない事ばかりから始まった日々でしたが、今泉組の皆様は悲しいも暖かいも全部一緒に感じてくれました。猫がとても可愛いです!宜しくお願いします!

■毎熊克哉(君島広重役)
今泉監督と初めてお会いしたのは2016年頃。いつかご一緒したいなと思っていたのですが、まさか城定さん脚本の作品で叶うとは思いも寄らずとても楽しかったです!僕はもともと断然犬派男でしたが、、この作品で猫と触れ合い猫派に転向、、いや犬も可愛いし、、でも、猫ちゃん。。猫に翻弄?救済?される、ちょっとダメダメな可愛い人達のお話です。お楽しみに!

■手島実優(真実子役)
初めて脚本を読んだ時、真実子は私がやるんだ!と思いました。撮影期間中はずっと恋に溺れていて、満たされない苦しみを一生分味わったと思います。人を好きになるって、エネルギーの消費量が凄い。今泉さんが描く人間のずるさや矛盾がとても好きです。へんてこだけど愛おしい男女のいざこざを、くすくすと楽しんでもらえたら嬉しいです。

■井之脇海(松山役)
新作が公開する度に舞台挨拶に通うほど学生の頃から監督のファンだったので、参加が決まった時は嬉しくてたまりませんでした。念願の今泉組は、参加する全員が、面白い映画を作りたい一心で撮影に取り組む、映画愛に溢れた幸せな現場でした。
松山は、一見チャラくて器用そうですが、実はピュアで不器用でちょっと寂しがり屋な青年です。そのギャップを楽しみながら、城定さんの紡ぐ言葉と、監督の切り取る世界の中で、伸び伸びと演じさせていただきました。ぜひ、お楽しみに。

【作品情報】
猫は逃げた
2022年3月18日(金)、新宿武蔵野館他全国順次公開
配給:SPOTTED PRODUCTIONS

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