広島・小園がプロ初5安打! 2号2ラン含む3打点の大暴れに「最高です」

右手で「5」安打をアピールした広島・小園

若鯉が大暴れだ。広島の小園海斗内野手(21)が24日、DeNA戦(横浜)でプロ初となる5安打をマーク。1本塁打を含む3打点の活躍でチームも9―2と大勝し、連敗ストップに大きく貢献した。

初回の第1打席では遊撃への内野安打。1点を追う3回には一死二塁から右前打で好機を広げ、23イニングぶりとなる得点シーンを導いた。2点リードの5回には無死一塁から7月14日の中日戦(マツダ)以来となる2号2ランで追加点。7回にも二死から右前打で出塁し、その後は相手失策の間に6点目のホームも踏んだ。そして9回の第5打席も無死一、二塁から右前適時打を放ってダメ押し。〝打ち出の小づち〟のごとく安打を量産し、この日「H」マークをスコアボードに5度点灯させた。

小園の打棒爆発に触発されるように、これまで得点力不足にあえいでいた打線も14安打9得点と〝蘇生〟。ヒーローインタビューに応じた背番号51の若鯉は、新人時代に記録した4安打越えに「最高です」と即答。ここまでチームは2試合連続完封負けを喫しており「本当に悔しい気持ちがあったので、個人的にも、絶対に点に絡めるようにという気持ちで2番の仕事ができたんじゃないかと思います」と力強いコメントを口にしていた。

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