アンティーク好きアメリカ在住ライターの舟津です。キャンプの必需品ランタン。さまざまなタイプがありますが、我が家はホワイトガソリンランタンとともにベアボーンズのLEDランタンを持参します。今回は、インテリアとしても優秀なベアボーンズのフォレストランタンを1年以上愛用してわかったメリット・デメリットをレビューしたいと思います。
キャンプになぜガソリンランタンとLEDランタンの両方を持って行くのか?!
アンティーク好きの我が家はランタンもアンティークなものを使用。
メインにはコールマンのホワイトガソリンランタンを持って行きますが、ガソリンランタンはテント内で使用すると一酸化炭素中毒になる恐れがあるため、「外ではホワイトガソリンランタン」、「テント内ではLEDランタン」と使い分けしています。
LEDでもレトロ調なデザインがポイントの「フォレストランタン」
レトロ調が好きで、LEDランタンの近未来的なカタチがあまり好みではなかったのですが、このフォレストランタンは、昔鉱山で坑内やトンネルで使用されていたカンテラを模したデザインで、我が家のキャンプギアともマッチします。
ベアボーンズ 「フォレストランタン」商品仕様
ベアボーンズのフォレストランタンのメリットは...
ガソリンランタンに比べたときのメリットも含め、フォレストランタンの魅力は...
魅力1.簡単にチャージ・点火できる
LEDランタンは大きく分け、使い捨て電池を使用するモノと充電式がありますが、フォレストランタンは充電式。一度満タンに充電すればローモードで80時間以上点灯可能です。
付属品に充電ケーブルがついていますが、万が一それがなくなってもmicroUSB型のケーブルで充電できます。(メーカーは付属品のモノの使用を推奨しています)
オン・オフもつまみを押すだけで簡単です。
魅力2.安全
ガソリンランタンは燃焼するため、密閉した空間で使用すると一酸化炭素中毒になる恐れがあります。また火が付くため、本体が熱くなり触ると火傷をする恐れがあり、取り扱いに注意が必要です。
その点、LEDランタンはランタン自体暖かくなるものの火傷をするほど熱くなることはなく、子供でも扱え、安全。また、ガソリンの匂いなどもなく、無臭な点も魅力のひとつです。
魅力3.残りの充電量が一目でわかる
充電式のランタンのデメリットとして充電がなくなると付かなくなることですが、コレは充電の残量が4段階でわかりやすく表示され、充電量が一目でわかります。
魅力4.デザイン性
LEDランタンはさまざまなブランドが販売していますが、光源をカバーするホヤがガラスでないLEDランタンはそれを守るフレームがあるものが少ないんです。
しかし、フォレストランタンは昔ながらのランタンを模しているため、ホヤはガラスではないのですが、しっかりとしたフレームがあり、武骨な雰囲気があります。
魅力5.持ち手とフックが2つある
持ち手があり、持ち運びしやすいのはもちろん、トップにフックがありテントの天井にも吊るしやすい作り。我が家は持ち手にレザーを巻いてもう少しレトロ調にしていますが、持ち手にクッションがあり持ちやすいところも魅力のひとつ。
フォレストランタンのちょっと残念なところは...
LEDのフォレストランタンは安全で取り扱いが簡単ですが、ここはちょっとという点は...
デメリット1 メインで使うには明るさが足りない
我が家がキャンプでメインに使用しているホワイトガソリンツーマントルは2000ルーメン以上。それに比べるとフォレストランタンは200ルーメンほどでメインで使うには明るさが足りません。ですので、メインで使用するというよりテントやトイレに行くときのライトとして使用するのがよいでしょう。
デメリット2 電源が勝手にオンになることがある
スイッチを押して簡単に電源をオンにすることができる反面、パッキングをして持ち運ぶ時、横揺れで勝手に電源がオンになることがあります。充電式のランタンのため、キャンプ場につくまで電源が勝手にオンになってしまうと充電が少なくなってしまうため、持ち運ぶ時は電源が勝手に入らないようにパッキングに注意が必要です。
デメリット3.充電の持ちは長くはない
最大モードで使用できるのは最長3時間。ローモードですとある程度長く使用できますが、ローだとやはりちょっと明るさが弱い場合があります。
フォレストランタンの口コミ情報をSNSでチェック
SNSでベアボーンズのフォレストランタン愛好家の使用シーンを見てまいりましょう!
レットとブラック、2色あり自分のキャンプスタイルで色が選べるところも人気のひとつですね。
メリット・デメリットを踏まえ、フォレストランタン向きの人は...
メリット・デメリットをまとめてみると...
メリット
- 取り扱いが簡単
- 軽い
- 一酸化炭素中毒の恐れがない
- 家でもインテリアになる
- 充電式で使い捨て乾電池は必要なし
デメリット
- メインで使うには明るさが足りない
- 知らない間にオンになっていることがある
- 充電の持ちは長くない
- 他のLEDランタンよりもちょっと高額
メインとして使用するには明るさがちょっと足らないため、サブのランタンを求めている人、キャンプ初心者・手軽にキャンプを楽しみたい人向き。
また、レトロ調のインテリア好きの人にはこのフォレストランタンのカタチは向いていると思います。
ベアーボンズの「フォレストランタン」「レイルロードランタン」「リビングビーコンランタン」を比較
ベアボーンズにはフォレストランタン以外にもレトロ調のランタンが揃っています。
その違いを比べると...
ベアボーンズ のランタン比較
3種類とも明るさはほぼ変わらないため、どのカタチが好みかデザインが大きな違いになります。
近年は、ビンテージのレイルロードランタンが流行っていますが、ビンテージのモノはオイルランタンですが、ベアボーンズのモノはそのカタチが模していますがLEDで取り扱い楽チン。
3つともレトロ調で雰囲気あるキャンプサイトを演出する手助けをしてくれます。
ベアボーンズ レイルロードランタンの詳しい情報はこちら
ベアボーンズ ビーコンライトの詳しい情報はこちら
ベアボーンズのフォレストランタンはキャンプ場でも家でも大活躍
LEDランタンの魅力は何といっても、手軽・安全なところ。ベアボーズのフォレストランタンは家でもインテリアの一部として置け、停電したときや災害時でもすぐ使用できます。また、LEDランタンでも暖色の色を演出してくれるため、間接照明としても活用できますよ!