フィリーズが逆転勝利 パイレーツ・筒香は5打数0安打

【パイレーツ6-8フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

ナ・リーグ東部地区首位のブレーブスを2ゲーム差で追っているフィリーズは、7回表に2点を奪われて逆転を許したものの、直後の7回裏にディディ・グレゴリアスが13号3ランを放ち、逆転に成功。この2点のリードを継投で守り抜き、8対6で勝利して地区優勝への望みをつないだ。フィリーズ3番手ヘクター・ネリスが今季4勝目(6敗)、4番手イアン・ケネディが今季26セーブ目を記録。パイレーツ5番手チェイセン・シュリーブは今季2敗目(3勝)を喫した。

先発のカイル・ギブソンが3回裏に自ら1号ソロを放ち、先制したフィリーズだったが、4回表にケビン・ニューマンのタイムリー二塁打とマイケル・ペレスのタイムリーで4点を失い、3点のビハインド。ブラッド・ミラーの20号ソロやブライス・ハーパーのタイムリー二塁打などで点差を詰め、6回裏に5対4と逆転に成功したが、7回表にウィルマー・ディフォーに4号2ランを浴び、再びリードを奪われた。しかし、直後の7回裏に二死1・2塁のチャンスを迎え、グレゴリアスが13号逆転3ラン。ブレーブスがダブルヘッダーの初戦に敗れたため、この試合が終了した時点で両チームのゲーム差は1に縮まった。

パイレーツの筒香嘉智は「2番・ライト」でスタメン出場したものの、センターライナー、ライトフライ、サードゴロ、空振り三振、サードへのファウルフライで5打数ノーヒット。今季の打率は.222、OPSは.723に下がった。パイレーツ移籍後の成績は34試合で打率.295(95打数28安打)、8本塁打、22打点、OPS1.018となっている。

© MLB Advanced Media, LP.