【ライダーカップ】米欧対抗戦「ライダーカップ」開幕 デシャンボーが超ビッグドライブ

ブライソン・デシャンボー(ロイター)

【ウィスコンシン州コーラー24日(日本時間25日)発】ゴルフの米欧対抗戦「ライダーカップ」初日(24日、ウィスリングストレイツ)、米国選抜のブライソン・デシャンボー(28)が、417ヤードのビッグドライブを披露した。

デシャンボーはスコッティ・シェフラーと組んで、欧州選抜のジョン・ラーム(スペイン)、ティレル・ハットン(英国)組とフォアボール(=2人がそれぞれ自分のボールでプレーし、ホールごとに良いほうのスコアを採用)で対戦し、5番パー5(581ヤード)で最大の見せ場をつくった。

この池越えの右ドッグレッグホールで、セオリーを無視してピン方向を狙って1Wを振り抜くと、ピンから72ヤードのフェアウエーに着弾させ、楽々イーグルを奪取した。ちなみにシェフラーが274ヤード、ラームは253ヤードを2打目の時点で残しており、1人だけドラコン選手が交じっているかのようだった。

しかし18ホールの勝負は引き分け。初日は計8マッチが行われ、タイトル奪還を目指す米国選抜が、5勝1敗2分け。6―2で欧州選抜を4ポイントリードしている。

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