マリナーズ6連勝 大谷3戦11四球はメジャータイ記録

【マリナーズ6-5エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは今季ホームでの最終カードとなるマリナーズ3連戦が今日からスタート。その初戦は大谷翔平が5打席4四球と勝負を避けられ、5対6で惜敗した。逆転でのワイルドカード獲得を目指すマリナーズは、大谷との勝負を避けつつ接戦をモノにし、20年ぶりのポストシーズン進出に向けて貴重な1勝をゲットして6連勝。ツインズに敗れたブルージェイズと85勝69敗で並び、ワイルドカード2位のヤンキースとの2ゲーム差をキープしている。

マリナーズはタイ・フランスの18号ソロなどで3回までに3点を先行。マックス・スタッシの12号2ランなどエンゼルスの反撃に遭い、6回裏には4対4の同点に追いつかれたが、7回表にエンゼルスの守備のミスもあって2点を勝ち越した。7回裏にジャック・メイフィールドのタイムリーで1点差とされ、9回裏にはクローザーのポール・シーウォルドが大谷の敬遠から一死満塁のピンチを招いたものの、後続を抑えて1点差で逃げ切り。2001年以来のポストシーズン進出に望みをつないだ。

大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席で空振り三振に倒れたあと、4打席連続の四球。第2打席と第5打席は申告敬遠で歩かされた。3試合11四球は2016年のブライス・ハーパー(当時ナショナルズ・現フィリーズ)に並ぶメジャータイ記録。また、3試合連続3四球以上は2003年のバリー・ボンズ以来18年ぶりとなった(メジャー記録は4試合連続)。1打数0安打4四球で今季の打率は.255、出塁率は.368、OPSは.956となっている。

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