3カ月ぶり先発 西武・平井が6回途中3失点で降板「初回はバタバタしてしまった」

西武・平井克典(東スポWeb)

西武・平井克典投手(29)が、25日のロッテ戦に6月30日のソフトバンク戦(北九州)以来の先発登板。5回1/3を投げ4安打3失点だった。

初回、平井は一死二塁とピンチを招くと3番・中村に外角カットボールを中前に落とされ先制点を許すと、続くレアードには高めに浮いたスライダーを捉えられ、25号2ランを被弾。一挙3点を失った。

その後は立ち直り、失点はこの3点だけだったが、1―3で迎えた6回、一死三塁のピンチを背負った場面で降板となった。

降板後、平井は「今日は、チームの勝ちに貢献すること、自分自身も0点で抑えたいという気持ちでマウンドにあがりました。久しぶりの先発ということで、緊張もあったのか、初回は自分のリズムが作れずにバタバタしてしまいました。防げた3点だったと思います」と初回の失点を振り返った。

続けて「2回以降は、(森)友哉が要所要所でいいところを引き出してくれたので、自分なりに友哉の要求に応えられるような投球ができたことは良かったです。(6回一死3塁の場面を公文がしのぎ)頼もしいです。ライオンズに来て間もないですが、少しずつ仲良くなれてきていると思います」と、ピンチを脱した2番手・公文に感謝した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社