西武・今井大荒れ3回90球7四球…3失点降板 それでも4回同点に追いつき黒星は消滅

西武・今井

西武・今井達也投手(23)が24日のロッテ戦(メットライフ)に先発したものの、3回打者20人に90球を投げ4安打7四球3失点で降板した。

初回、今井は40球を費やし2安打3四球の制球難で2失点スタートを切った今井。その制御不能ぶりは2回になっても収まらず、一死一塁から12球連続ボールで藤原、中村、レアードに3連続四球を与え押し出しでさらに1点を失った。

3回は二死一、二塁のピンチを背負うもどうにか無失点に抑えたが、この時点で投球数はすでに90球。3回終了時点で3―2の試合展開、続投させても守りから攻撃のリズムが作れない事態を考慮して、辻監督はスパッと今井をあきらめ、2番手・田村を告げた。今井は3回90球を投げ、44球がボール。ストライク率は51%だった。

それでも試合は西武が4回に中村の14号ソロ、二死満塁から源田の左前適時打で4―4の同点に追いつき、今井の負けが消えた。

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