巨人・原監督が完封負けに淡々「こっちはベストで行っている」

巨人・原監督は完封負けに淡々

巨人の原辰徳監督(63)が25日、阪神戦(東京ドーム)での完封負けに終始、淡々とした様子だった。

満を持してエース・菅野を先発に立てるも8回途中、3失点で無念の降板。打っては左腕・高橋にプロ初完封を献上した。勝負所での手痛い敗戦に指揮官は「でも、0点じゃあね。でも、最後まで粘り強く行けたと思いますね」。得点こそ奪えなかったものの、9回一死満塁の好機をつくった粘りには一定の評価を下した。

相手先発・高橋については「こっちはベスト(メンバー)で行っているわけだからね。ま、セカンドも踏めなかったもんね。最終回くらいだよね」と、完封負けを正面から受け止めた。先発・菅野には「粘りどころで、もうひとつ踏ん張れなかったというところでしょうね」と振り返った。

最後に指揮官は「明日…。まだ明日のことは考えてないんだけど。ふっふっふっふ。明日はまた、ベストを尽くすということで」と26日の3戦目に向け、切り替えていた。

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