不妊の悩み寄り添う 県助産師会、サポーター養成来月開始

10月から始まるサポーター養成研修に向けて準備を進める県助産師会のメンバーたち

 来年4月から不妊治療が保険適用になるのを前に、県助産師会(森伴子(ともこ)会長)は、不妊症や不育症に悩む人を心理的に支える「ピアサポーター」の養成に向けて準備を進めている。養成研修は10月からオンラインで実施(無料)。不妊治療中の人は精神的負担に加え、高額な治療費や仕事との両立に悩むことが多く、同会は「家庭や職場、地域の理解者を増やし、産み育てやすい宮崎にしたい」としている。

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