会津応援、「竜馬」が仲立ち 震災10年で神奈川・横須賀にショップ

焼き鳥店内に「会津藩応援ショップ」を開設した同店代表の斉藤さん(左)とオリジナル商品をデザインした中村さん=横須賀市日の出町

 東日本大震災から10年を経て、今なお復興半ばにある福島県会津若松市を支援しようと、横須賀市内の焼き鳥店に「会津藩応援ショップ」が開設された。江戸時代には会津藩が三浦半島の警備に当たるなど横須賀とは歴史的にも縁が深いことから、民間レベルで応援しようとオリジナル商品も開発、売り上げの一部を会津若松市に寄付する。

 開設したのは、横須賀市日の出町の「やきとり竜馬におまかせ!」。同店代表の斉藤秀一さん(56)が今春に会津を訪れ、復興途上でコロナ禍にも見舞われて観光業界などが影響を受けている現状を知り、応援ショップを企画した。

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