DeNA 広島に3タテ…悪夢6連敗で最下位転落 三浦監督「下向いてもしょうがない」

9回、ベンチで戦況を見守るDeNA・三浦監督(右)。手前は山崎

泥沼だ。DeNAが26日、広島戦(横浜)で8―10と逆転負けし、悪夢の6連敗。痛恨の同一カード3連敗で、広島と入れ替わり最下位へと転落した。

3点ビハインドの7回無死満塁、オースティンの27号逆転グランドスラムが左中間席へスタンドイン。8回にも佐野の適時打でリードを2点に広げ、勝利は見えたかに思われた。ところが9回、守護神に復帰した山崎が一死しか奪えず、4安打1四球4失点と大崩れ。あっさりと再び逆転され、この日も連敗地獄から抜け出すことができなかった。

試合後の三浦大輔監督(47)は「振り返っても、ああいう守り切れなかったということですね」とコメント。山崎に加え、同点の7回に3失点した2番手・三嶋には「抑えてもらわないと」と険しい表情で苦言を呈した。

それでも12安打8得点を叩き出した打線については「粘りもありましたし、あと一本と言うところでは出なかったですけど、つないでしっかり出せたと思います」と評価。最後は「ここのところ苦しいですけれども、下を向いてもしょうがない。また(白星を)取れるように何とかやっていきます」と自らに言い聞かせるように前向きな言葉で締めていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社