リトアニア１部の元日本代表ＭＦ本田圭佑（３５）が２６日のバンガ戦で先発出場し、新天地デビューでいきなりゴールを決めた。
前線の右サイドでスタメン出場した本田は、右サイドからチームメートとの好連係で何度も突破を図るなど積極的に攻撃をけん引。前半２０分すぎにはペナルティーエリア手前の中央でボールを受け、相手選手と競り合いながら得意の左足を振り抜き、強烈なミドルシュートで相手ゴールを脅かす場面も見られた。
そして後半１９分に待望の瞬間が訪れた。
味方からの浮き球のパスをゴール前中央で受けた本田は右サイドに流れながら絶妙なタイミングでシュートを放ちゴール左隅に決めた。技ありの一撃で新天地デビュー戦でのゴールという離れ業をやってのけ、千両役者ぶりを見せつけた。
自身９か国目の新天地となった本田は入団時に「毎試合ゴール」を目標に掲げたうえで「１部リーグで得点した国数の記録」に挑戦すると宣言。さっそくリトアニアで鮮烈ゴールを決め、有言実行の大活躍を見せた。
復活した本田の今後の活躍に注目が集まりそうだ。
