エンゼルス・大谷翔平は7回1失点で103年ぶり偉業逃がすも米メディアは好投を絶賛

好投した大谷翔平(ロイター=USA-TODAY-Sports)

エンゼルスの大谷翔平投手(27)は26日(日本時間27日)に本拠地アナハイムでのマリナーズ戦に今季20度目のリアル二刀流の「2番・投手」で先発し、7回を投げ、1本塁打を含む5安打1失点、10三振1死球と好投したが打線の援護なく10勝目を逃した。1918年のベーブ・ルース以来の「2桁勝利&2桁本塁打」の偉業はお預けとなった。

米メディアは奮闘した大谷の好投をたたえた。エンゼルス戦を中継しているバリースポーツウエスト公式ツイッターは「7回10奪三振、全力でノンストップだった。我々のMVPだ。彼はやるべきことを知っている」とし、米大リーグ機構公式ツイッターは「これが大谷にとって今季最後の登板だったかも。何と素晴らしいパフォーマンスだったことか」と絶賛した。

エンゼルス公式サイトのレット・ボンリンジャー氏は自身のツイッターで「大谷は10勝目を稼げなかったが、それでも支配的な投球を見せた」と速報。エンゼルス戦を解説するチームOBのマーク・グビザ氏も自身のツイッターで「まったくもって信じられないほどの奮闘と投球だった。大谷は伝説だ!」とうなった。

オレンジカウンティレジスター紙でエンゼルス番記者を務めるジェフ・フレッチャー氏も自身のツイッターで「何てすごいことだ 大谷は23回先発して2回しか負けてない」と23試合で9勝2敗の大谷に脱帽していた。

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