「コロナワクチンを打った後、痛くて練習できない」とテニス選手が訴える

東京五輪にも出場していたジェレミー・シャルディー(ロイター)

男子テニスの世界ランク73位ジェレミー・シャルディー(フランス)が、新型コロナウイルス予防接種後に、体の痛みに悩まされていることを明かした。

フランス「RMC」などによると、シャルディーはワクチンを2度接種後に、全身にまひに近い痛みを経験。練習をすることが困難になったという。2人の医師の診察と検査を受け「自分自身を大切にする」ことを最優先に考えていると話している。

しかし、すでに34歳のベテランは「私のシーズンは止まったままで、いつ再開できるかわからない。特に、プレーできる期間が10年もないことが悔しい。今になってワクチンを接種したことを後悔しているが、(結果がどうなるか)知ることはできませんでした」と苦悩を明かした。

ワクチン接種を拒むスポーツ選手もおり、議論を呼んでいる。

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