【オハイオ州コロンバス２６日（日本時間２７日）発】ＷＷＥのＰＰＶ「エクストリーム・ルールズ」が行われ、ＷＷＥ王者のビッグＥ（３５）が前王者ボビー・ラシュリーを迎え防衛戦を行うことが決定した。
この日ビッグＥは、ラシュリーと６人タッグ戦で激突。ビッグＥは鉄の結束を誇るニュー・デイズの一員として、ラシュリーはＡＪスタイルズ＆オモスと組んで行われた一戦だ。
ビッグＥはラシュリーのクローズラインを食らいながらもショルダータックルやストンプの連打を放ち反撃。ＡＪにはベリー・トゥ・ベリー３連打からビック・スプラッシュを決めて攻め込む。
終盤、敵軍の反撃に苦しむ場面もあったが、とどめを狙うラシュリーにＡＪが白星を横取りせんとばかりに合意なきタッチ。するとこれにラシュリーが激高し、ＡＪにスピアーを放ち仲間割れを始める。この機を王者が逃すはずもなく、ラシュリーにビッグ・エンディングを叩き込んで３カウント。ビッグＥが因縁のラシュリーを沈めて６人タッグ戦を制した。
すると試合後、ラシュリーから「明日、男らしく１対１で王座戦だ！ タイトルを取り戻す」と王座戦の要求。ここで〝男らしくも何も、お前らが勝手に仲間割れしたんだろ〟などと野暮な突っ込みをする王者ではない。ビッグＥは「俺は準備できている！ お前こそ覚悟した方がいいぞ」と王者の貫録を漂わせながら受諾して２人のＷＷＥ王座戦リマッチがロウで行われることが決定した。
